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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。を職場において誰に言えばいいのかという問題が毎年やってくる。これは全員にするのか、どの順番で言えばいいのか、どうしても言う機会がない人にどう伝えればいいのか等々、挨拶ひとつで色々考えてしまいどうしようもできなくなる問題だ。とりあえず偉い人には先に言っておこうと思って席に出向いて伝えたが、そのあと誰に伝えていけばいいのかやはりわからなくて混乱しながら席に戻った。偉い人の近くに席にある人にも伝えたほうが良かったのだろうか。しかし挨拶した人の近くの人に挨拶をしていくと、結果的に広い職場を一周することになるのでそれも考え物だよなと思い、ひとまず自席に戻り周りはどのように挨拶しているのか観察して行動を起こそうと思った。自席に戻って気が付いたのだが、偉い人の席に近い人は私が偉い人に挨拶をしていることに恐らく気が付いているのでどうしてそのまま自分のところに挨拶にこないのかと思っているかもしれない。私が自席に戻って観察後また立ち上がりその人に挨拶に行くのはどうも不自然だし、そんなに幅の広くない通路をうろうろするのも気が引けてしまう。自席から周りを観察するとみんな挨拶の達人らしくさらりと挨拶をこなし、挨拶なんがで気を揉み戦略を練っているような感じではなかった。自然体という私には最も遠い言葉を見事に体現されている。どうしようかと悩んでいる内にいつの間にか終業時刻になっていて、結局偉い人以外に明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。を自分から言わなかった。こうして文章にするとくだらなくて笑ってしまったが、年始の挨拶に限らず色んな場面で上記のような悩みを抱えて過ごしているので結構私にとっては深刻な問題である。