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水曜日、何をしたのかよく覚えていない。何故なら酔っぱらったから。仕事終わりに叔父と飲んで、演奏会のスケジュールを決めたりしていた。叔父は心臓を悪くしてぶっ倒れてから薬でなんとかしているのだけど、芋焼酎のロックで薬を流し込むのを見ると、あまり真面目に養生してないなと思ってしまった。酔っぱらって店を出て、悪い癖で人に電話をしてしまった。私のよくない行為のひとつだ。酔って気持ちよくなると慣れないことをしてしまう。酔っぱらいから電話を貰って嬉しい人はあまりいないと思うので、自重しないといけない。でも電話を自分からして、さらに明るく話すなんて酔っぱらった時以外できないと思う。常に酔っぱらっていればいつも明るい人になれるかもしれない。

歩いて帰った。酔って歩くと気持ちいいのだ。ふとした瞬間寂しくなるけど、酔ってる時の寂しさは、寛容な気がする。

 

 

木曜日、6時半起床。二日酔いで死にそうになりながらシャワーを浴びる。鶏がらスープの春雨が身に染みるうまさだった。地下鉄でダンテの「神曲 地獄篇」を読む。地獄の罰がいちいち面白いので読んでて笑ってしまう。

 

仕事は今日も全くうまくいかなかった。うまくしようとするとどんどん硬くなってしまう。ほんとに首になりそうだ。

仕事終わりに放生会に行く。雨の中、大量の人にも揉まれながら歩いた。おみくじは中吉。いつもより近くで本殿の中が観れて楽しかった。丁度神事が行われる日だったようで、せっかくだから最後まで観ていた。半裸の男たちが太鼓と半鐘をどんどん運び込み、大音量で叩き続けるよく分からない神事だった。私の後ろで神事を観ていたカップルが話声だけで仲睦まじい感じが伝わってきた。幸せは眺めていて良いものだと思う。自分の幸せは気が付かないことが多い気がする。

靴がびっちゃびちゃになりながら帰宅。とてつもない眠気に襲われながら今書いている。

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