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火曜日、6時半に起きて7時15分に布団からでた。日々布団から出れなくなっている。朝食にジャイアントコーンを食べる。朝ごはんはどうしても適当になるのだが、本当ならがっつりと定食を食べたいし、願わくばビジネスホテルの朝食バイキングに行きたい。

地下鉄に乗り込む時、小学校の時の友人が同じ扉から乗り込んだことに気が付いた。向こうは恐らく気が付いていないと思う。彼女は小学校4年か5年のころ引っ越してきた。神社のような立派な家に住んでいた。中学で見た記憶がないので恐らく私立に進んだのだと思う。非正規といえど毎日規則正しく働くと、色んな時期の思い出の人を見かける。恐らく私も色んな人に見られているのだろう。私は人を見かけると記憶をたぐりよせ思いをめぐらすのだが、私を目撃した人はどうなのだろうか。

 

仕事は全くうまくいかなかった。電話がとても恐ろしいのだ。恐ろしさにも日々幅が異なっており、今日はより「恐怖度」が高い日だった。

心のバランスと保つ為、一人になるといつも空想や遠くを見てしまうのだが、中でも飛行機を見るというか、飛んでる飛行機を見て、乗客を想像するのが好きだ。地上から見るとゴマ粒のように小さく見える飛行機の中に何百という人生があると考えると、何故かノスタルジックな気分になる。毎日行く外出先が丁度飛行機の通り道になっていて、夕方空を見ると飛行機が飛んでいるのを見つけることができる。夕陽に照らされた飛行機を見るのは仕事中の救いのひとつになっている。

 

どうも刹那的なものに弱い気がする。古い友人を偶然目にすることにしても行方の知れぬ飛行機を眺めるのにしても、恐らく二度と出会うことはないのだ。ほんの一瞬、偶然その時間に歩いていて目にするだけなのに、心の奥底に眠った質感や記憶が蘇る。思い出している時は我を忘れて楽しむことができる。勿論嫌な記憶も多くあるので手放しに喜ぶことはできなのだが。

 

仕事終わりにワインを飲む。250mlのが200円。飲みながら本を読む。佐藤正午の「ジャンプ」を読了。鈍い男が巧みに描かれていて自然と自分に当てはめてしまい、感情移入してしまった。他の作品も読んでみたい。

 

酔っぱらって帰宅。晩御飯を食べる。病院で処方された胃薬を飲むとどういうわけか胃が痛む。

 

 

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