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 よく分からん天気。雨降ってた気がする。

 仕事中の気分とか仕事中に何を思ったとか全く覚えていない。平常心を保つというのが重要なミッションなので、事象に関して深く考えないようにしている。ずっと緊張状態なので、考えてしまうと身動きがとれなくなる。身動きがとれないとは、1つの行動を起こす度にどう思われているかを気にしてしまって正常な判断ができなくなる状態のことだ。今日は最低限の話だけをするように心がけたし、仕事も1つ1つ自分のペースでやった。行動をいつもよりゆっくりした。それだけでも少しは気楽になる気がする。

 

 興味が自分に向きすぎていると言われた。確かにブログでもツイッターでも自分のことしか書いてない。自分の気持ちは自分しか知りえないので正解不正解が発生しないが、他人や物は正解不正解が発生するが故に怖い。あと物の輪郭を文章でなぞるのが異常に苦しい。脳が別のところに移動していくような奇妙な感覚に陥る。あれは何なんだ。文章の話とは別だが、私が他人が求めているであろうことに関して鈍いのは前から指摘されていた。人を巻き込んだ行動も、自分が救われたいという想いから起こされるものがほとんどだ。私は、自分が他人の為に何かをして喜ばれるとはとても思えないという卑屈な発想を抱いており、また「他人の為に」という発想自体が他人を見下しているのではと感じてしまうのと、恐らく喜んでくれるかもしれないけど実は迷惑なのではと考え込んでしまうところがとても苦しくて、行動する前に挫折してしまう。うううう。

 

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 自分が必要とした言葉を他人も必要としていると根拠もなく信じること。それ以外に私は他人との関係をもう想像することもできないぐらい友達がいない。映画監督ロベール・ブレッソンは「観客は自分が何を欲しているのかを知らない。君の意志を、君の快楽を、彼らに押し付けてやれ」と自分への励ましに書くことができたが……

 

MELOPHOBIA あとがき 安川奈緒 思潮社

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好きな文章だ。「根拠なく信じること」「自分が必要とした言葉」「意志」

困った困った。